麦茶に、感謝。
ビールでなく、ここまで爽快にするものがあるのか。
蒸し暑い時期の水筒に入った氷入り麦茶は、デスメタル続きのカラオケ曲に入れられたヨーデルにようだ。
朝、自転車をこいで職場に着き、軽く二口、三口飲む。
潤いはのどから五臓六腑に澄み渡る。
昼、お弁当のお供に、麦茶は居る。
ウインナーや、卵焼きの味のリセットだけじゃなく、その優しい苦みは冷たい鋭さと一緒に頭を突き抜ける。
夜、また自転車に乗って、家に着く。
今度は氷を入れてオンザロックで一杯。いや、二杯。
初夏の暑い夕やみに、麦茶に生きる意味を教わる。
それでいて、50パック198円だって!
タニシだったら砂浜でタダでとれるけど、麦茶は栽培しているはずだよ!
麦茶生産者さん、大好き!
安くてうまくて優しくて。
庶民の心の支え、麦茶に感謝。